2016/11/18 YOU TUBE ニコニコ動画にてリリース(ニコ動バージョンはこちら)
EVO+さんに続き、ボーカリストへの楽曲提供第二弾。
あのATOLSの盟友きくおが「きくおはな」で奇跡のコラボレーションを果たしたことでも記憶に新しい
花たんへの提供です。(しかもきくおと劇団イヌカレーがタッグを組むという驚愕のコラボ・・)
今回ATOLSは、楽曲提供と動画作成も兼ねており、花たんの楽曲ですが、ATOLSサイドから動画がアップされております。
動画の美しさもさることながら、花の画像を提供していただいた雪の端さんの写真も見事に美しく、美意識の共演がここまで合致するのも珍しいのではないかと感じるほどです。
思うに、ATOLSがボーカリストに楽曲を提供すると何故か和風テイストになるような気がしましたが、
そもそもATOLSの持つ感性が、自らの経験を元にして作られているものが多く、作詞にも英文のフレーズが極端に少ないのも自らのナショナリティーを意識しつつ自明の理に基づいて作られるゆえの事かもしれません。
自分が分かるものだけを鮮明に写し取り、音や映像に込めてゆく。
日本語を操るボーカルには、日本語が美しく聞こえるように、美しく飾られた生花も、人間の残酷な仕打ちゆえに縛り付けられた美であると。
そういう確たる私見を込めてゆく辺りにATOLSらしさを感じたりします。
時代のトレンドや流行に流されず、自らが感じる感性を最優先に形にしてゆく。
そんな感じなのでしょう。
最近のATOLSの創作の傾向が、外側の世界(ボカロ以外、日本以外など)を意識しつつ、
自らのオリジナリティーを色濃くし打ち出し、ますます直感的になってきたと感じます。
今回もその現れなのかもしれません。
また、今回の楽曲は、花たんのアルバム「ERiCa」に収録されています。
楽曲提供のメンツがかなり豪華なのでぜひとも聴いておきたい一枚です。
「生花」
作詞/作曲 ATOLS 唄 YURiCa / 花たん
花咲く 尊く 花が咲く
さらば愛しき この世界
攫い 淡き夢を 壊し
心 切り刻まれ
生け贄と化した 束の魂
針山の頂へ
貫く其の美意識へ
古の時を超え 今祀る
鮮やかに 飾られ 朽ちる
今宵 祝う絢爛な生花
鮮やかに 飾られ 朽ちる
今宵 祈る 祭壇の生花
花咲く 尊く 花が咲く
この身 切り刻まれ
生贄と化した 束の生首
針山の頂へ
貫く其の美意識へ
古の時を超え 今祀る
鮮やかに 飾られ 朽ちる
今宵 祝う 絢爛な生花
鮮やかに 飾られ 朽ちる
今宵 祈る 祭壇の生花
舞い散れ 麗しの調
さらば愛しき この世界で
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